・ストーリー9

わたしは当時高校3年の10月頃に

とある会社の採用試験を受けました。

12人の応募がありましたが、

9人に。

国語と数学と作文が試験問題に

提出されました。

見事に内定が決まりました。

 

N市はだいぶ自宅からは遠かったので

学校に当時の規則は卒業するまで

免許は取ってはいけませんでした。

が、

貧乏なあたしは原付免許を

まず取得しました。

そして卒業間もなくして3月

講談社作品コンテスト

第20回ネコちゃんイラストコンテストの

審査委員会に【準入選】されるのでした。

が、内定も決まっていて

大阪から高知へわざわざ

お越し頂いたにも関わらず。

確実に絵だけで食べていけるわけでもなく。

学校となると多額のお金が必要になり。

考えた結果断念しました。

そして父にもう一年家に置いて

もらえるように何とか交渉します。