・ストーリー4

父と家族3人でご飯を食べに行くことは

極 稀にありましたが、

大抵は外を歩くと喧嘩になります。

うちには幼少期から車もなければ、

パソコンもありませんでした。

この頃の移動手段は

いつも父の自転車一台。

だが、父はいつも道いっぱいに広がって

走行している自転車に乗ってる人達と

必ずと言ってもいい程に揉めます。

そして、近所のお好み焼屋さんでは、

火が消せないと店主に言うものの、

聞いてるのか聞いていないのか?!

返事もなく

最終的に父がキレます。

おい!こっちは火が消えんと言うろうがや!

てめぇこっち来てみ?

てめぇで試してみろ!

と店主の手を

熱っっっい鉄板の上に手を置くように

強要させます。

クソが!

二度と来るか!!!

こんなクソな店によ!!!と。

本当に怖かったです。

私は当時〇堀小学校に入学しました。

が、家を引っ越ししたために、

区域が変わるからと、

私は一年で兄とS小学校へ転校しました。

時は少しして、【ワンピース】が

今日から

テレビ放送されるからと。

兄が一緒に見るのを

とても楽しみに

してくれてました。

が、その日は水曜日で、

あと数分で19時!

始まるの楽しみにしていた

矢先の出来事でした。

パチンコで負けた父が

ボロクソになって帰ってきたのです。

酒も買えなくなったと、当り散らすのです。

そして私に目をつけ

何じゃあ!その目つきは!

気に食わんなぁ!!!

と私を叩きました。

そして靴も履けずに外に連れ出せれました。

兄には、捨てに行ってくるから

そこで待っとけ!と一言残すのです。

自転車に無理やり乗せられ私はとある

道端に放置させられます。

じゃあな!と一言だけ呟いて。

父は自転車ではやばやと、

その場をあとにするのです。

私は泣きながら引き止めようとしましたが、

涙で前は見えませんでした。

でも来た道を必死に走り戻ります。

が足も疲れて歩きます。

するとその時気配がしました。

私は再び走りました。

。   。   。   。    。

角を曲がった先にようやく、

父を見つけます!!!

生きていくためにも

必死で父を引き止めます。

そしてこの時私は父に言ってしまうのです。

何でも言う事を聞きます!と。

だからおうちに置いてください!

一生のお願いです。と。。。。。