・本来の意向にそぐわない誕生

私は肺炎から気管支炎を患って誕生した。

「宇宙人」は、その後目を覚ますと静かに病院を抜け出したという。

裁判の末、親権は父が受け継ぎました。

生まれて3年の月日を経て私の父は「宇宙人」と、離婚しました。

その後私の症状、体調も落ち着き3歳くらいの

頃から父との暮らしが始まりました。

それまで病院暮らしだった私は

一切ご飯を口にすることができませんでした。

病院のご飯がそれ程美味しく感じられなかったからです。

父は過去、16歳の頃から5年間は

鮪漁船の漁師もしていたこともあり、

魚が大の好物です。

私は何も口にすることができませんでした。

この頃から父は豹変していきました。

ご飯も無理やり食べさそうとします。

暴力や暴言が止まらなくなっていきます。